39歳駆け込み婚活☆ミラクル結婚への道のりブログ

39歳彼氏なし、崖っぷち独女が奇跡的に結婚できたその道のり

思いがけないプロポーズ??

土日に、飛行機で会いに来てくれた彼。


結婚相談所でお見合いし、何人かと出会い、失敗に終わり、少々流れを掴んだつもりの私は、早々に、出会って間もなく彼の住むとこに、行きたい、どんなところか見てみたい。

と、積極的だった。


あくまで、リサーチで、彼の家に泊まるなんて言ってないよ!と心の中で思いつつ。

少々戸惑ったのは、彼の方。

お盆休みは実家に帰るつもりだったみたい。

お互いの休みが重なる絶好の機会なのに。。と私は、やや残念。

そして、この積極的と取られかねない行動が彼の気持ちを動かしていたのかもしれない。


出会ってから、2ヶ月ちょっとだろうか。。

もうお家に行く予定はたてて、そして、会いに来てくれた彼と映画に行き、食事をして、お茶をして、かなり眠そうな彼が、ちょっと歩きたい。と。


会社の仕事の関係か、ノートパソコンを持ち歩いていたので、重そうで心配な私は、歩くと言ってもどうしよう。

そう、思いながら、歩き出す。

手を繋いだり、寄り添って歩く。

私にとって地元なので、ここは美味しいパン屋さんがあるよ、とかここランチが安いよ、とか、そんな話をしながら。。

そして、人目をしのんで、キスを時々しながら。。

「僕でいいの~?」と彼。

「うん。

今のところは。。」と、意地悪な私。


「え?」と、苦笑いな彼。

「だって、よくまだ知らないし。私のことも まだよく知らないでしょ~。」


「だから、知りたいと思ってるよ。」

「・・うん。」

こんな会話をしながら、


人目を離れて、キスをしてると、彼の手が私の腰や背中、胸に。。

ドキドキした。

「○○が欲しい・・」

私の名前を呼び捨てに。キスをしながら、つぶやく彼。

ひょっとして、ホテルにでも行きたいのか・・ドキ。

歩く道のりはオフィス街でホテルなどあるはずもなく。



酔ってるのか、シラフなのか。

「僕でいいの~?」

キスを交えながらまた、このセリフ。

「うん。」と言う私。

「多分・・」と付け加えつつ。


「じゃあ、結婚しようか~!」と、さらっと。

「おお~っ?」とひやかす私。

ほんと、可愛くない、私。。。


まだまだ、お互いのこと知らないし、

こんなこと、なんだけど、エッチもまだしてないし。。なのに、結婚??

ま、ま、まじで??

もう?するの?

(心の声)



「ほんとに?いつ?本気で言ってる?後悔しない?酔ってる?」こんなことを投げかけた気がする。



散々、言いたいことを言って。



それでも私のペース、気持ちに寄り添って合わせようとしてくれる誠意を感じた。


背の高い彼にぐいっと背伸びをして私からキスをして、「ありがとう~。」と伝えた。



そして、お見合いで出会ったことやら。

今日を振り返って。

きっときっと、結婚しよう!と言うつもりで、今日という日1日中、タイミングみてくれてたのだろう、と今日1日の私の言動が申し訳なく思った。



気がつけば、二駅ほど歩いていたのかな。

駅に到着。


この人となら、大丈夫な気がする。。

そう、思えたから、受け入れられた。

心が拒否反応を出さなかった。

前へ進んでいこう。そう思えた。


そして、心の中で、「まだ、ヤってないけど。」と、不安もあるけど、心でクスッと笑う自分がいた。

性の相性を重視する方ではないけれど、周りから聞く、この性の相性。

大丈夫かな~。よっぽどのことで、ない限り大丈夫!なはず。。

だけど、エッチせずに、結婚決めるって、

昔の時代みたい。。

自分のことながら、ちょっと面白い!


こんなことを思いつつ、でも、幸せ気分も味わいつつ、帰路に着いた。

映画デート

正式に付き合うことになり、半月の間、遠距離恋愛のような、私とお見合い相手の彼。



映画に行く約束をして、ランチは、お互い好きなお蕎麦のお店へ。


私に会いに週末に、飛行機に乗って来てくれることにありがたく、そして素直に嬉しい私。
お互い実家が近く、待ち合わせは、相変わらず私より先に到着している彼。
髪を切っていた私。少し照れながら彼と合流。
「あ、髪切ってる・・」と彼。
「ちょっと切りすぎちゃった。」
ニコニコする彼に照れまくる私。
半月ぶりに会える嬉しさ。照れる。
こういうデートって、年齢関係なく、ドキドキするもんだろうか。
まずは、映画のチケット、席指定を。週末なので、少し並んで席を確保。


さあ、ランチへ。
お互い蕎麦好きなので、上品なお蕎麦屋さんへ。
彼が、手土産を渡してくれる。
ケース付きのステンレスの爪ヤスリ。
2つ差し出され、どちらか好きな方・・と。
ケースの色違い。もう1つは母親に。と。
選ばせてもらった。
こうやって、手土産を選んでくれたことに、
じーんと嬉しい。ちょっとしたお菓子じゃなくって、ずっと長く使えるような職人さんがこだわって作った物。
不器用な彼が選んでくれたことに、とっても誠意が伝わってきた。




蕎麦を食べて、少しぶらりとして、映画へ。
映画に行くことにしたの、少し失敗かなぁ、なんて思った。
楽しみにしてた映画だけど、久しぶりに会えて、そしてまだ付き合いも浅い彼に意識が集中してしまい、映画に入り込めなかった。。
隣に座る彼が気になってしまい。。
こんな時、手を繋いだりするのかな、いらぬ感情が入り交じって、集中できないダメなやつ、私。




映画が終わり、感想を言い合いながら、ぶらりとして、夜ご飯へ。
夜ご飯は、彼が予約してくれていた。
楽しみにしていてとは、言われてたけど。
蟹やら、ウニやら高級食材のオンパレード。
高いコースだと思って、なんだか緊張してしまった。緊張したくなくって、私はしゃべり続けた。偶然にも、店内に職場で知り合った人がいた。
あちらは、こっちに全く気付いていない様子。所々、会話が耳に入ってきて気になる私は、職場の話を彼にしたり。けれど、彼はなんだかあまり反応が良くない。
元々、無口な彼だから、私が一人でしゃべる、そんな雰囲気に・・
コース料理のけっこうな量を食べるのに一苦労。
もう、お腹いっぱい・・という私に、少し困った表情の彼は、食べるのに一生懸命だった。
そして、お酒も進む彼。


唐突に私が「ねえ、子供好き~?絶対、欲しい!!とか、ある~?」
なんと、突然の質問に、彼はえっ???
と、苦笑い。
「子供嫌いなん?」


私「いや、出来たら出来たでいいんだけど、もう年だから、絶対出来るとも言えないし、絶対欲しい!ってあるなら、もっと若い人選んだ方が・・」っと。
あまりに、歯に衣着せぬ物言いだっただろうか。


いや、オブラートに包んでやんわり言う方が伝わりにくいんでないかと。そりゃ、勇気もいったけど、思い切って言ったのだ。
彼は、少し驚いたんではないかな。


子供が欲しい、結婚したら当然子供を持てる。
当たり前のように妊娠する。40歳になっても妊娠することが容易である。
そんな風に思っていてほしくなかった。


婦人科で働いていた私は、多少の知識があった。
35才越えてからの、卵子の老化。持って生まれた身体に卵子は決められた数しかなく、生理の時はもちろん、どんどん減少していく。元気な卵子がどんどん減っていくのだ。すでに卵子はもう残されていないかもしれない。その状態での自然妊娠の難しさ。40才からの妊活の苦労。
妊娠について、男の人に安易に思って欲しくなかったし。
どっちかと言うと、子供は持てなくてもいい。
それくらい、思っていてほしかった。
私は、39歳。もうなんとしても子供が欲しいとは、思っていない。ということ。
私と結婚するなら、覚悟してほしいのだ。
それは、結婚を決める前に伝えるべきだと。



少し驚いた顔をした彼は「僕は実は、そんなに思っていない。出来たら出来たでいいと思う。」と


結婚したら、いずれ子供は出来るだろう、でもそう言われると、僕だってこの年齢(46才)だし。
別にいても、いなくても・・
これが、彼の心情ではないかな。
こう思うように、私が持っていってしまったのかもしれない。
なんだか、誘導してしまったかな。
と、思いつつ。


若くたって、必ず妊娠出来るとは限らないし、男性に何らかの問題がある場合だってあるわけで。
でも、年齢の部分で、すでに大きなハンディがあるのは、間違いなくて。妊娠が簡単でないことを分かっていてほしかった。そして、この年齢である私は妊娠することにある程度の諦めを持っていて、妊娠することに期待はしていない、ということを知っててほしかった。うまく伝えられず、反省すべきこともあるが。。



そんな重い会話をしてしまった。
彼は、衝撃的だったろうか。



ご飯を食べ終えて、コーヒーを飲みに。。
彼は、かなりの満腹感とお酒の酔いで眠そう・・
カフェは、夜遅くにも関わらず、席と席の間も狭く、ガヤガヤ賑やかだった。



「ちょっと歩こう!」
眠そうな彼が、はっきりそう言った。




《続く》

遠距離

お見合い相手の彼が帰省してきて、お盆休みの間に3回のデート。



真剣交際の申し込みがあり、手を繋いで。

送ってもらった帰りに車中で、キスを。


彼のことは誠実なところ、素朴な優しいところが好印象だったけど、好きなんかな~と。

ぼんやりしたものがあり、まだまだ数回会っただけだし。。っていう感じだった。


なんとなくの流れでキスをしたら、単純な私なのか、なんなのか、ドキドキしぱなしだった。

そうだ、しばらく彼氏なしの生活で、こういうことが久しぶりすぎたのか?笑

キスってこんなに、柔らかくって、優しくって、ドキドキするものだったっけ?



そこから、気持ちはぐっと高まったのかな。

とは言え、遠距離となり、たまに電話したり、LINEしたり。LINEは、やり取りがなかなか途切れることなく、夜遅くまで続いたり。


次に会うのは、半月ほど先に。

素直に「会いたいから」と言ってくれた。

飛行機に乗って来てくれる。

私に会いに来てくれる。

そのことが、正直嬉しかった。


近日公開とされていた映画、お互い観たいものだったので、それを観ようと。

その映画はシリーズで、もう一度復習に観ておこうと話したり。

早く会いたいね、と言い合ったり。

そんな遠距離恋愛のような雰囲気。



LINEの返事が早く、とても安心感があった。


確実に、彼に惹かれ、このままうまくいけばいいなと願う自分がいた。