車中にて。。
一番好きなものって、何かないの~?
お見合いで出会った彼と、正式にお付き合いすることになり、彼のことを知ろうと、
好きな食べものを聞いたら。。
どれも、好き~。と。餃子もハンバーグも、焼き鳥も。。
これがめちゃくちゃ好き~!とかないの?
の答えに、歩きながら繋ぐ手をギュッギュッと握る彼。
1つだけあったわ。
きゃ~!
こういうの苦手、嬉しいけど、恥ずかしい。
物静かで大人しい人だと思ってた。
え?ととぼけて見せる私に
好きなもの1つだけあったって。
と、じーっと私を見つめる彼。
恥ずかしくなると、受け止められないダメな私。
なぜか、怒りながら「も~!ちゃんと答えててよ。」なんて、はぐらかす。
正直に答えたんやん。と不満げな彼。
そのあとは、少し車で話をして、「ぎゅーってしたい。」という彼。
運転席の方まで体が持ってかれて、あわわと焦る私。
彼に覆い被さるように抱え込まれた感じ。
ドキドキ。
そして、キスを。。
盛り上がってきた彼の手が私の胸にかかり、「触っていい?」と。
小胸の私。こんなときこそ、胸が大きければ~。。なんて、今更なこと、を思いつつ。
恥ずかしいからイヤだ。と。
それと、これ以上盛り上がって、先に進むことに戸惑ってしまった。
今さら、勿体ぶる年齢でももちろん、ないのだけれど。
興奮気味の彼は、助手席の私のシートを倒そうとした。その時、車の前に人影が。。
はっ!とした私たちは、すぐさま、駐車場を出て、そしてカフェへ行きました。
カフェかい!
そして、帰路へ。
お見合いで出会って、あれよあれよと、正式にお付き合い。
だからと言って、すぐに体の関係になるのはちょっと。
まだ、好きな食べものさえも知らないし。まだ、彼のことを知らないことだらけに感じる私は、そういう行為が先に進むことに躊躇してしまうのでした。
とは言いつつ、キスが良かった!なんて思ってるんだけどね。
そして、結婚するとなると、そっちの相性とか、大事っていうし。。なんてことも思いながら。
彼の住むところへ、行く予定をたてることになった。
出会って間もなくの頃に、別に変な意味じゃなく(家に押し掛けたいとかじゃなく)結婚するとなれば、行ったことのないその県に住むことになるわけで、早めにどんなところか知りたいその思いで、行きたいなーなんて、積極的だった私。
その時は、まだ出会ってすぐだし、もちろん別にホテルをとって、泊まるつもりでいたのだけど。あえてそのことは言わなかったけど。彼にしたら、グイグイ来るな~!と思っただろうな。まだ付き合ってもないのに。。と。
で、正式にお付き合いすることとなり、
私が彼の住むところに行く計画中。
家に泊まるでしょ~!と。
今の雰囲気からして、そういうことになるだろうな・・まぁ、大人ですからね。
う~ん。と、渋る私に、
「まあ、なんも決まってないもんね~!」
と、私の気持ちに寄り添ってくれる彼。
別に、結婚の約束を迫ってるつもりではないんだけれど。
そして、帰省中の彼は、実家から、自分の家に帰って行きました。
なので、遠距離となります。
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