39歳駆け込み婚活☆ミラクル結婚への道のりブログ

39歳彼氏なし、崖っぷち独女が奇跡的に結婚できたその道のり

まさかのおデート

職業、パティシエ。

かなり慎重派。

ご両親と共にお店経営。

誠実そうで真面目。


このようなイメージの二人目のお見合い相手。結婚相談所のイチオシの方らしい。


一度お会いして、私の正直な気持ちは、あまり気乗りしない。でも一回で決めたらダメだ、よほどのことがない限り、3回お会いしようと。ランチのお約束。



超高層ビル、見渡す限り景色が望める(ガラス越しの強烈な紫外線が気になるけど)そんなロケーションでの楽しみすぎるランチ。



予約して頂き、お席へ。ウキウキ。



今日は、軽食でよろしいでしょうか?

のお店側の確認の言葉。

メニューすら手に取ることなく…。


私の心の声。

「え、え、え~!?なんで!?

高級すぎるから!? なんで~!」


実は、その日の夕方、友達との約束があったのである。なので、詳しいことは言わず、

夜は友達との約束があるので、ランチなら予定は大丈夫と伝えていたのだ。



そのため、少な目にしたとのこと。

配慮してくださったとは言え……


丼ぶりもの、しかもご飯少なめ。


店員さんも量が少なめです、よろしいですか?の確認が、心にささる。

悲しい~。なんか、貧乏くさい~!

せめて、それなりの通常のコースが食べたかった~!


そうだ、ひらめいた。

この男、もしかしてケチなのか…


そんなことを思いながら、ご飯少なめの海鮮丼ぶりをあっという間に完食!

ご飯を食べながら、お話しました。


お店のこと。住まいのことなど。

お店の上の階に住んでいて、お店を手伝いにお母さまがいらっしゃるようです。

そこで私、かなり後ろ向き…

あちらのご両親が生活に介入してきそう…

しかもお店を手伝うとなれば、ずっと一緒にいることに…

んん~っ。



そして、かなり慎重派。

バス旅行なんて、バスの事故が恐い、横転したりとか…

海外なんてもってのほか。

Wi-Fi、情報を盗み出されるかもしれない、恐くて使えない。だからいつもルーターを持ち歩いている。

などなど。


んん…

楽しくないぞ、なんだこのつまらなさ。


この素晴らしい景色の前に心は塞ぎっぱなし。早く帰りたい…なんだか息苦しい。

そんなふうに思う自分に素直に従おう。


お店を後に、まだお腹にかなりの余裕がある私。お腹いっぱいという彼。

食いしん坊な私と大違い。

自分と同じくらいか、自分以上に食べる人がいいな…


そうだパティシエさんだからケーキに関心があるはず!

下のカフェでお茶でも…

と思いきや、激こみ。

結局近くのカフェへ。

ケーキに関しては研究熱心と思いきや、

あれ?そうでもないのかしら。

むむむ…


会話も弾まず、ほんとに自然と口が重くなる私。

き、気まずい…

質問することも思い浮かばない。

自然な会話が生まれない。

む、むり~!

気がつけば、自分の爪を眺める私。

つまらないなぁ、と言わんばかりの自分の行動にびっくり。

ダメダメ!なんてこと。



そんなこんなで、沈んだ気持ちで帰路へ。