39歳駆け込み婚活☆ミラクル結婚への道のりブログ

39歳彼氏なし、崖っぷち独女が奇跡的に結婚できたその道のり

さよなら

食欲もすすまず、悲しい旅となってしまった、南の島への偵察旅行。



結婚を考えたからこそ、住むことになるところを見に行く決意をしたのに。


重い暗い気持ちのまま旅に向かい、協力してくれるはずの友達も、あてにならず。

他力本願な自分がいたのかな。

なんとかして~、助けて~。

え、何にもしてくれないの?どころか、やや邪魔してる~?

そんな風な自分本位な私もいた。

彼女は彼女で、旅に来たのだから、きっと楽しみたいだけなのに。

そして、もともと異性に愛想良く、モテたいオーラ全快の彼女。彼氏がいても、これは、

根っからの性格だろう。

彼の好きな色、旅の前に伝えたことがあった。彼女は、その色のワンピースを新丁して、2番目に好きな色のサンダルと合わせた。

案の定、キレイな色だね、似合ってるね。

彼はそう言った。

彼女は照れて、すごく嬉しそうだったのが、モヤモヤ暗い気持ちの私は、ただただ辛かった。



彼と上手く行かなかったこと、彼女のせいでもない。なのに、なんだか、彼女と疎遠になってしまった。私の心の狭いところかも。




旅から程なくして、彼の誕生日。

特に連絡も取っていなかった。

すっぱり出来ない私、ラインで誕生日お祝いのメッセージを送る。

少しして、長文の返事が来た。

僕は、より早く結婚したいと思ってる。

それに、合わないとこととか、感じたけど、どう思う?と。

長くゆっくり付き合う分にはいいけど、年齢も年齢なんで、ゆっくりと言うわけにはいかない・・と。

私も正直な気持ちを伝えた。

ペースが合わないのは分かるし、しんどかったと。でも、はっきり出来なかった、言ってくれてありがとうと。

お互い、いい人を見つけようと。

なんだか、始まりかけた恋愛が終わって、

無性に悲しくなったけど、これで終わりじゃない!前を向く自分がいた。




そして、39年産まれ育った地を離れたくなかった。

この気持ち、見直すきっかけになったのは、彼のおかげかもしれない。

最終日

さて、南の島への偵察の旅も最終日。



心のモヤモヤ、なんだかしっくりこない、
相手の気持ちがフィットしてこない。
自分もだけど。
私に積極的だった人にそっぽを向かれてしまった。そんな気持ち。



こんなこともあった。
彼、「前言ってたあれって、・・・・だっけ?」
私、「なんのこと~?」


彼、「あ、あれはまた別か・・」


私、「・・・・(誰との会話を思い出した?)」
友達、すかさず私を見て「・・・・??」



こんな風な、私以外、他にも進行してる女性がいることを匂わす。
正直、ひどい。
完全に、消極的で不安気な私からシフト変更したのだろう。
無理もない。目的は結婚なのだ。しかもできるだけ早くしたいのだ。
どう考えても、私のペースとは合わなかった。


この現実を受け入れるための旅行となった気がする。最後の最後まで、食欲がない私だった。
お腹はすいてるのに、なんだか気持ち悪いような。
ストレスが胃に来る私、意外にナイーブ。



二人っきりで話もできず、食も楽しめず。
最終日の前の夜中、何しに来たんだろう・・
と、むなしく悲しく涙が溢れた。
友達に思いを聞いてもらった。
彼女はアルコールと疲れでほぼ寝落ちしそうで、何にも言わなかった。
けれど、私の悲壮感に、
ただ聞いてくれた・・




予定が変わって、忙しい中、ひたすら車で送り迎えしてくれた彼には感謝したい。アテンドに徹してくれたかのような。
ただ、ところどころ、心に突き刺さるものがあった。私は眼中にないんだよ。そう言われているかのような。


ありがとう。



もう先はないかな。。



そんな旅となった。

さが

意を決して、出会って間もない彼の住むところへ参戦!


と言っても、弱気な私、友人を引き連れて。



友達も、旅行好きでシュノーケルしたい!と。



旅直前に複雑でざわつく胸中。
今思えば、何かの暗示だったのだろうか。


さて、予定通りで南の島へ到着。


私の不安は、旅中も続く。。


何より、食べること大事でおいしく食べられることに幸せを感じる私。食いしん坊な私。
そんな私が、食欲がなくなってしまった・・
少々油っこいこちらの大衆食。
普段ならペロリとたいらげる私が、残してしまった・・二人が美味しい、美味しいと食べる横で、それがまた辛かった。胃が・・
なんだろう、このつっかえて、心が固まってしまったモヤモヤ感。



友人を巻き込むわけにも行かず、でも満喫している姿も、食欲ない私には辛く。
いつしか、彼女が楽しんでくれたらそれでいいと思う自分は、友達の案内役のようだった。彼と二人で彼女の接待?


モヤモヤに堪えきれず、彼と二人で話すタイミングを探した。いまだ!と彼の横へさりげなく座った。お手洗いを済ませた友達は、一人を避けるようにこちらへ。私と彼の座る席の空いてない間に座りたそうな彼女。彼がサッと席を立った。
たいした話もできず・・



この島の特徴、そして政治的な状況。
いろんな話を車の中でしてくれた。
何気なく、その話の流れで意見を言ってみる。
すると、なんだか強めに否定される。
そこまで、本気な意見ではないけれど、他愛のないことで否定されると、凹む私。


ああ、もう彼は私を見ていないんだ。
後ろ向きなことばかり言うなら、もう、いいよ。 僕は本気で結婚考えてる人がいいんだ。
これが本音ではないだろうか。
もちろん、私だって本気で考えてるからこそ、悩み不安になった、その気持ちを払拭したくて、気持ちを打ち明けたのに・・



モヤモヤしたまま、シュノーケルへ。
気持ちはさておき、楽しみだった。
空は曇り空。
少し深い海。透き通るようなブルーの海。
嬉しくて潜った。
3人で潜っていたはずが、気がつけば、私は1人で潜っていた。
友達と彼が繋がって潜っている。 まるでカップルのよう。
・・・・え?


さすがに彼が、私のところへ来ようとするも、
怖い怖いと、彼にひっつく友達。。
あ、泳げなかったのか・・
とは言え、・・・・
なんじゃこら、と思いながら潜るも楽しめず。



友達の神経を疑ってしまう私。
上手くいってないから、一緒に来てくれた友達に嫉妬して八つ当たり??
それはしたくない。
特に男性には飛びっきり愛想の良い彼女。
飲み会では、人気となり、エロい顔と言われて、嫌がるかと思いきや、むしろニヤけるタイプ。
人懐っこくノリも良い。
長く付き合う彼氏がいることから、彼女になんの心配もしてなかった。
なのに、ざわつく私の心。
はぁ、ため息だ。
ああ、なんだかさらにさらに落ち込む。



本当に食欲のない私を気にしつつも、モリモリ食べて飲んで楽しむ友達が恨めしくもあった。
彼女は、単に旅を楽しんでいるだけだ。





辛い私、状況を変えたくて、でも変わらない、
せっかくここまで来たのに、なんの話もできない。進展もしない。彼は約束してた責任で、案内してくれただけではないか・・
最後の夜、友達に泣きじゃくって言う私。
どうしたらいいんだろ。


うん。うん。黙ってうなずいて聞いてくれたが、程なくして彼女は、眠りに落ちた。


無性に悲しい自分がいた。