孤独死したくない
姉が結婚して、家を出てから、悠々自適の生活を満喫した私。
ちょっぴり寂しかったのもあったけれど、
姉に気を遣わず、いられる自由さが嬉しかった。
それも一年ほどで、のんびり実家生活にも不安が、出てきた。
いつまでも親に頼ってばかりもいられない。
祖母の死、愛犬の死、姉の結婚、友人の出産報告…
いずれ親も旅立っていく。
果たして、たった一人で生きていけるたろうか。
ありがたいことに、一軒家の実家は、田舎独特の広目の家だった。
この大きなおうちにポツンと一人ぽっちになる自分を想像した時、恐怖を感じた。
むり、むり、無理~!
ああ、それなりに結婚したい。
世間一般からすると、39歳独身というと、
なんで??
何か人として、何らかの欠陥でもあるのか?
相当変わってる??
男嫌い?
大きなお世話であるが、やはり、どこか気後れしたのは事実だ。
いつのまにか、コンプレックスに。
誰からも求婚されずにここまで来たのかと、思うと。
まず、これから男性と出会うにあたり、無職だとなんだか、バツが悪い。
まずは、職に就こう。そして、婚活しよう。
婚活のための、就職のような、なんとも不純な動機だけれど。
婚活を見据えて、職に就いたとはいえ、
新しい職場に慣れるため、不器用な私は余裕なし。
一年ほど過ぎた頃…
祖母の死後、半年以上過ぎた頃。
状況が大きく動いた。
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