39歳駆け込み婚活☆ミラクル結婚への道のりブログ

39歳彼氏なし、崖っぷち独女が奇跡的に結婚できたその道のり

いざ、彼の住むところへ

南の島でケーキ屋を営む彼と、付き合う→結婚という流れに乗るかどうか。


この彼。出会って間もない頃、あることを頼まれた。

自身の両親、兄弟家族と、大人数で、年に一度の海外旅行予定とのこと。

一緒に来て欲しいと。

理由は、妹、弟ともに、子供あり。

僕だけ1人。寂しいよー。なのだ。


私に一緒に来て欲しい、ではなく、1人がイヤだから、とにかく来て欲しい。

とも聞こえかねない。会って間もない私にこんなことを、頼むとは。誰でもいいんかい。

いきなり、彼の家族と海外旅行って、かなりハードル高くない??

それだけ、開かれた?オープンな家族なのだろう。そして、割と、間柄がまだ浅くても家族旅行に行くことに、さほどの抵抗を感じないタイプなのだろうか。

そう思えば、自分の住む南の島へ、早く来い来い、言うのも無理もないか。私にとってのハードルが、彼にとっては何でもないのかな。




慎重派の私。家族との海外旅行はさておき。

南の島への偵察旅行。

仕事はと言うと、まだ働き始めて一年とちょっと。少人数で切り盛りしてるため、有給を取る勇気は半端ない。

先輩たちに説明し、なぜ旅行に行くのか、

了承を得た。

本来ならば、仕事に穴を開けず、行きたかったのが本心だけど。どう考えても無理だったから。有給をとって、まだ出会って間もない彼のところへ友達と一緒とは言え、旅行に行くということは私にとっては、勇気と勢いが必要だった。



旅行直前に、ワクワクとは裏腹に、不安で押し潰されそうになり、勇気を出して彼に胸の内を話したのに、彼のトーンはだだ下がり。

想像では、じゃあ、来なくていいよ、とまで思ったかもしれない。どうしよー。

でも、住んでるところ◯◯を知って欲しい、

見てほしいと、言ってくれた。いいところだよ、と。



そして、一緒にシュノーケルしよう!と楽しみでワクワクの友人と旅の計画はそれなりに楽しかった。ホテルを予約して、レストランを調べたり。移動は、ほぼ彼が付き添ってくれるので、らくらく。有難い。


行きたいとこ言ってね。

何が食べたい?とか。聞いてくれる彼。


私が住むこちらで、お見合いして、その後数回来てくれたのだけれど、その際はご飯の予約は私まかせ。だって、知らないんだもーん。まあ、確かに・・とは思ったけど、この時代スマホでサクサク調べることはできるじゃん。とは思いつつ、予約した私。



さて、今度はあなたの住むところへ、行くんだからもちろん、お店は決めてくれるんじゃ・・と思っていたら。

何が食べたいか分かんないし、食べたい物ないの~?って。結局、調べることに。



さて、飛行機ではるばる南の島へ。

と言っても、国内、飛行時間一時間程度。


ウキウキしてる友人と。その彼女につられるように楽しもう、と旅行気分になる私。


空港に、迎えに来てくれてる彼。

空港着くなり、私達、荷物を受け取る前にお手洗いへ。当然の流れのように思ったけど、

小さい空港、お手洗いも長蛇の列。飛行機の席が後方だった私達は、列の最後尾。

お手洗いも済ませ、さてさてと、言うときに

空港内アナウンスが響いた。

「◯◯空港からお越しの◯◯さま、◯◯さま、お荷物をお預かりしております・・」



えーっ?恥ずかしすぎるー。


普通にお手洗い済ませただけなのに、早く取りに来いと?ひーーっ。

あんな大きなスーツケース忘れていく訳がないよー。猛ダッシュする友達。

私達のスーツケース2つがポツンと置き去りに。


そんなこんなで、この間抜けなアナウンスは、もちろん、迎えに来てくれた彼の耳にももちろん、入ってるわけで。



こんにちは~!と友達にも紹介して。

なんだか、彼氏を紹介するみたいに気恥ずかしい。友達は、どんな人だと、興味津々。

いいやん~!とニヤつく彼女。



そんなこんなで、旅が始まります。