旅中の複雑な思い
婚活で出会った彼の住む南の島へ偵察として、友達と参戦!
旅行直前に言い様のない不安に襲われ、おそるおそる心中を話してみた結果、撃沈。
すべてを受け止めてくれる!なんて、私の勝手な妄想で。話ベタも災いしたのか、もう別れ話をしたかのような重い雰囲気になってしまった。
そういうつもりじゃないのによー。
まだ始まってもない恋愛が、終息を迎えようとしている・・涙が溢れた。
とは言え、有給も申請し、友達とも計画した旅行だ。ひとまず、旅行を楽しもう!
シュノーケル楽しみ!(あ、水着着るために、痩せないと・・色々大変などなど)色んな思いを巡らせて迎えた旅行。
空港に着くなり、ご当地ビールを飲みたい友達。それに付き合う私。ビール片手に絶景が見れる場所へ案内してくれた。その場所がまあまあ、道のりが大変で。ほぼ登山。道はあるけど、足場は悪い。息も上がる。ビール蚤ながら行くとこではない。ちょっとした嫌がらせなのかしら。。とさえ頭をよぎる。
ここへ行く前に、「けっこうな道だけど、どうする?」と彼。私「どの程度かな・・ビール飲んでるよ?」
友達「そんなの、行けるでしょ~‼️」
じゃあ、行ってみようか・・と、彼女の決断にまかせた。
それが、まあまあ、周りの木を支えに登る道。はあ、はあ、息も上がる。
見たことない虫も出る。そんな道をひたすら、わーぎゃー言いながら。ちょっと、ペースが早い~!と彼に言いつつ。
ついに友達「これ、40前の女子に案内する道ちがう~!」と。
彼「あなたが、行こうって言ったんだよ~!」
・・そうきたか。
確かにそう言ったけど、ここまでの険しい道とは・・思ってなかった~!
歩きながら途中、彼は言う。
「血液型何型になりたかった?」
友達「A型」私、沈黙(特にないと、言おうとした。)
理由は、友達「ちゃんとしてるとことか。」
彼「じゃあ、ちゃんとすればいいじゃん。」
私、友達「・・・・」
なんか、突っかかってくるな・・
不安な気持ちがよみがえり、モヤモヤする心。食いしん坊の私、胃の具合も良くない。
そんな旅が始まった。
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